IPartDiscardControl インターフェイス (filterpipeline.h)

フィルター パイプラインでは、破棄コントロールがサポートされています。 フィルターは、 IXpsDocumentProvider::GetXpsPart メソッドから取得した場合に、このオブジェクトを使用できます。 場合によっては、このオブジェクトの処理に、 IXpsDocumentConsumer::SendXpsUnknown メソッドを使用した次のフィルターへの転送が含まれる場合があります。

フィルターでは、破棄コントロールを作成することもできます。 破棄コントロールを作成するには、フィルターで IPartDiscardControl インターフェイスを実装するオブジェクトを作成する必要があります。 フィルターは破棄コントロールの所有権を次のフィルターに送信するときに転送するため、フィルターは破棄コントロールの有効期間を管理する必要があります。 フィルターによって破棄コントロールが作成される場合、フィルター DLL は破棄コントロールが解放されるまでアンロードできません。

継承

IPartDiscardControl インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承します。

メソッド

IPartDiscardControl インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IPartDiscardControl::GetDiscardProperties

GetDiscardProperties メソッドは、破棄コントロールのプロパティを取得します。

要件

要件
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー filterpipeline.h (Filterpipeline.h を含む)