FltSetIoPriorityHintIntoFileObject 関数 (fltkernel.h)
FltSetIoPriorityHintIntoFileObject ルーチンは、ファイル オブジェクト内の I/O 優先度情報を設定するためにミニフィルター ドライバーによって使用されます。
構文
NTSTATUS FLTAPI FltSetIoPriorityHintIntoFileObject(
[in] PFILE_OBJECT FileObject,
[in] IO_PRIORITY_HINT PriorityHint
);
パラメーター
[in] FileObject
変更するファイル オブジェクトへのポインター。 このパラメーターは必須であり、 NULL にすることはできません。
[in] PriorityHint
FileObject が指すファイル オブジェクトに対して設定するIO_PRIORITY_HINT列挙値。
戻り値
PriorityHint パラメーターで渡された I/O 優先度値が FileObject 構造体に正常に適用された場合、FltSetIoPriorityHintIntoFileObject はSTATUS_SUCCESSを返します。 それ以外の場合は、次のいずれかの適切な NTSTATUS 値を返します。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
PriorityHint パラメーターの値が無効です。 これはエラー コードです。 |
注釈
このルーチンは NONPAGED であり、ページング I/O パスから呼び出すことができます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista 以降で使用できます。 |
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | fltkernel.h (FltKernel.h を含む) |
Library | FltMgr.lib |
[DLL] | Fltmgr.sys |
IRQL | <= DISPATCH_LEVEL |
こちらもご覧ください
FltGetIoPriorityHintFromCallbackData
FltGetIoPriorityHintFromFileObject
FltGetIoPriorityHintFromThread
FltSetIoPriorityHintIntoCallbackData