KsDispatchSpecificProperty 関数 (ks.h)

KsDispatchSpecificProperty 関数は、プロパティを特定のハンドラーにディスパッチします。関数は、呼び出し元が以前に KsPropertyHandler 関数を介してハンドラーにこの IRP をディスパッチしていることを前提としています。

この関数は、PASSIVE_LEVELでのみ呼び出すことができます。

構文

KSDDKAPI NTSTATUS KsDispatchSpecificProperty(
  PIRP         Irp,
  PFNKSHANDLER Handler
);

Irp

Handler

KsDispatchSpecificProperty 関数は、成功した場合はSTATUS_SUCCESSを返し、失敗した場合はエラーを返します。

KsDispatchSpecificProperty 関数は、保留中の操作の完了などのプロパティの追加処理を目的としています。