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KsSetTargetDeviceObject 関数 (ks.h)

KsSetTargetDeviceObject 関数は、オブジェクトのターゲット デバイス オブジェクトを設定します。 関数は、ターゲット デバイスを持つオブジェクト ヘッダーの一覧にオブジェクト ヘッダーを追加します。

構文

KSDDKAPI VOID KsSetTargetDeviceObject(
  [in]           KSOBJECT_HEADER Header,
  [in, optional] PDEVICE_OBJECT  TargetDevice
);

パラメーター

[in] Header

KsAllocateObjectHeader によって以前に割り当てられたヘッダーを指します。

[in, optional] TargetDevice

必要に応じて、基になるデバイス オブジェクトのスタックの深さを再計算するときに使用されるターゲット デバイス オブジェクトを格納します。 値が NULL の場合、現在の設定はすべて削除されます。 値が NULL 以外の設定の場合は、現在の設定が置き換えられます。

戻り値

なし

解説

KsSetTargetDeviceObject 関数は、呼び出し元が KsAllocateDeviceHeader 関数を使用して、基になるデバイス オブジェクトにデバイス ヘッダーを以前に割り当てたものとします。 デバイス ヘッダーが存在すると、 KsRecalculateStackDepth 関数の今後の呼び出しが可能になり、オブジェクトが別のデバイスへの接続を介して IRP を転送し、スタックの深さを追跡する必要がある場合に、デバイス ヘッダーが使用されます。

KsSetDevicePnpAndBaseObject を使用して PnP オブジェクト スタックを割り当てる場合、スタックの深さを再計算するときに、そのデバイス オブジェクトも考慮されます。

要件

要件
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header ks.h (Ks.h を含む)
Library Ks.lib

こちらもご覧ください

KsAllocateDeviceHeader

KsAllocateObjectHeader

KsRecalculateStackDepth

KsSetDevicePnpAndBaseObject