KsValidateConnectRequest 関数 (ks.h)

KsValidateConnectRequest 関数は、接続要求を検証し、要求に関連付けられている接続構造体へのポインターを返します。

この関数は、PASSIVE_LEVELでのみ呼び出すことができます。

構文

KSDDKAPI NTSTATUS KsValidateConnectRequest(
  [in]  PIRP                   Irp,
  [in]  ULONG                  DescriptorsCount,
  [in]  const KSPIN_DESCRIPTOR *Descriptor,
  [out] PKSPIN_CONNECT         *Connect
);

パラメーター

[in] Irp

接続要求を指定する IRP へのポインター。

[in] DescriptorsCount

渡されるピン記述子の数を指定します。

[in] Descriptor

KSPIN_DESCRIPTOR構造体のリストへのポインターを指定します。

[out] Connect

作成要求に渡される KSPIN_CONNECT ポインターへのポインターを配置する場所を指定します。 KsValidateConnectRequest が成功を返した場合、Connect + 1 には、ピンが開かれた KSDATAFORMAT へのポインターが含まれます。

戻り値

KsValidateConnectRequest 関数は、成功した場合STATUS_SUCCESSを返すか、エラーを返します。

注釈

KsValidateConnectRequest 関数は、基本的な接続構造のアクセス例外を処理し、通信要件、メディア、プロトコル、および基本的なデータ形式を検証します。 渡されたデータ形式に対して実行される検証は、ピン インスタンスを作成する指定したピンのデータ範囲リストに基づいています。 範囲メジャー形式がワイルドカードの場合、範囲のメジャー形式が一致し、範囲サブフォーマットがワイルドカードであるか、範囲のメジャー形式、範囲サブ書式、および範囲指定子がすべて一致する場合、検証は 3 つのインスタンスで成功します。

発信元がカーネル モードでないため、アクセスが安全な場合、バッファーには元の入力バッファーのコピーが渡されます。

要件

要件
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header ks.h (Ks.h を含む)
Library Ks.lib