IOCTL_KS_RESET_STATE IOCTL (ks.h)
アプリケーションでは、IOCTL_KS_RESET_STATEを使用して、 取得時の状態にピンを返すことができます。 アプリケーションは、以下で説明するパラメーターを持つIOCTL_KS_RESET_STATEを KsSynchronousDeviceControl 関数に渡します。
メジャー コード
[入力バッファー]
クライアントは、 InBuffer パラメーターのリセット値 (KSRESET_BEGIN、KSRESET_END) を含むバッファーを提供します。
入力バッファーの長さ
InLength は、入力バッファーの内容のサイズをバイト単位で指定します。
出力バッファー
[なし] :
出力バッファーの長さ
[なし] :
ステータス ブロック
要求が成功した場合、Status メンバーは STATUS_SUCCESS に設定されます。
注釈
KsSynchronousDeviceControl の InBuffer パラメーターで値が KSRESET_BEGIN のIOCTL_KS_RESET_STATEを送信して、ピンのリセットを開始します。
リセット状態が開始されると、既存の読み取り要求と書き込み要求が取り消されます。 リセット状態の間、新しい読み取りまたは書き込み要求は、STATUS_DEVICE_NOT_READYで拒否されます。
リセット状態を終了するには、値が KSRESET_END のIOCTL_KS_RESET_STATEを送信します。
ピンの状態を変更することでリセット状態が取り消されないことに注意してください。
リセット状態が終了すると、ピンは新しいデータを再び受け入れ、他の接続にデータを渡すことができます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
Header | ks.h (Ks.h を含む) |