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KSPROPERTY_DESCRIPTION 構造体 (ks.h)

KSPROPERTY_DESCRIPTION構造体は、特定のプロパティに含まれる値のサイズと種類を指定します。

構文

typedef struct {
  ULONG        AccessFlags;
  ULONG        DescriptionSize;
  KSIDENTIFIER PropTypeSet;
  ULONG        MembersListCount;
  ULONG        Reserved;
} KSPROPERTY_DESCRIPTION, *PKSPROPERTY_DESCRIPTION;

メンバー

AccessFlags

このプロパティに対して許可されるアクセスを指定します。 基本サポート要求では、ハンドラーがこのプロパティでサポートするすべてのアクセス型のフラグのビットごとの OR にこのメンバーを設定します。 使用可能なフラグ値の一覧については、「 KSPROPERTY」を参照してください。

DescriptionSize

KSPROPERTY_DESCRIPTION構造体とその後の値エントリの合計サイズをバイト単位で指定します。 basic-support プロパティ要求で値のエントリが返されない場合、このメンバーは KSPROPERTY_DESCRIPTION のサイズです。

PropTypeSet

KSIDENTIFIER 型の構造体。 特定のプロパティでサポートされている場合は、このプロパティに含まれる値の種類を指定します。 このグループは GUID によって一意に指定されるため、このセットの拡張機能と重複することなく新しい種類の値を作成できます。 値型は、値の型 (標準セットのVT_BOOL、VT_UI4など) を示します。 このプロパティで値情報がサポートされていない場合、これは 0 の識別子を持つGUID_NULLです。

MembersListCount

このヘッダーの後 に続くKSPROPERTY_MEMBERSHEADER 構造体の数を指定します。

Reserved

将来利用するために予約されています。 0 に設定します。

注釈

ドライバーは、クライアントからの基本的なサポート プロパティ要求に応答して、 KSPROPERTY_DESCRIPTION 構造体を返します。

プロパティ値の型セットは、 KSIDENTIFIER 構造体によって指定されます。 サポートされている基本セットは KSPROPSETID_General。 そのセット内の識別子は、OLE に使用される標準の VARENUM 型です。

KSPROPERTY_DESCRIPTION構造体の後に続く値情報は、データ範囲情報を含むKSPROPERTY_MEMBERSLIST構造体の一覧によって記述されます。

詳細については、「 KS のプロパティ」を参照してください。

要件

要件
Header ks.h (Ks.h を含む)

こちらもご覧ください

KSIDENTIFIER

KSPROPERTY

KSPROPERTY_ITEM

KSPROPERTY_MEMBERSHEADER

KSPROPERTY_VALUES