IKsDataTypeCompletion インターフェイス (ksproxy.h)

IKsDataTypeCompletion インターフェイスは、IAMStreamConfig::SetFormat メソッドに渡される部分的に指定されたメディアの種類を完了するメソッドを提供します。

このインターフェイスの IID はIID_IKsDataTypeCompletion。

継承

IKsDataTypeCompletion インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。

メソッド

IKsDataTypeCompletion インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IKsDataTypeCompletion::KsCompleteMediaType

KsCompleteMediaType メソッドは、IAMStreamConfig::SetFormat メソッドに最初に提示された部分的に指定されたメディアの種類を完了します。

注釈

プロキシ データ型をニュートラルに保つために、オプションのデータ型ハンドラーを読み込んで、カーネル モード フィルターに渡す、またはカーネル モード フィルターからデータ ストリームをマッサージできます。 データ型ハンドラーは、少なくとも IKsDataTypeHandler インターフェイスをサポートする COM サーバーとして実装する必要があります。 IKsDataTypeCompletion インターフェイスは、データ型ハンドラーでは省略可能です。 データ型ハンドラーは、メディア形式に部分的に指定されたフォームがある場合にのみ IKsDataTypeCompletion をサポートします。

通常、データ型ハンドラーはピン接続プロセス中に読み込まれ、接続が切断されるとアンロードされます。 ただし、データ型ハンドラーは、他の目的のために一時的に読み込まれる場合があります。 たとえば、アプリケーションで DirectShow の IAMStreamConfig::SetFormat メソッドを使用している場合、アプリケーションはデータ型ハンドラーを使用して 、IAMStreamConfig::SetFormat から返される部分的なメディア型パラメーターを完成させる可能性があります。 IAMStreamConfig::SetFormat の詳細については、Microsoft Windows SDKドキュメントを参照してください。

要件

要件
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー ksproxy.h (Ksproxy.h を含む)

こちらもご覧ください

IKsDataTypeHandler