ChangerSetAccess 関数 (mcd.h)

[アーティクル]
02/26/2024

ChangerSetAccess は 、IOCTL コード IOCTL_CHANGER_SET_ACCESSを使用して、デバイス制御 IRP のデバイス固有の側面を処理します。

構文

NTSTATUS ChangerSetAccess(
  [in] PDEVICE_OBJECT DeviceObject,
  [in] PIRP           Irp
);

パラメーター

[in] DeviceObject

チェンジャーを表すデバイスオブジェクトへのポインター。

[in] Irp

IRP へのポインター。

戻り値

changer がアクセスの設定をサポートしている場合、 ChangerSetAccess は、システムポートドライバーによって返されるSTATUS_XXX 値または次のいずれかの値を返します。

STATUS_SUCCESS

STATUS_INSUFFICIENT_RESOURCES

STATUS_INVALID_PARAMETER

changer がアクセスの設定をサポートしていない場合、ChangerSetAccess はSTATUS_INVALID_DEVICE_REQUESTを返します。

注釈

このルーチンは必須です。

ChangerSetAccess は、チェンジャーの IEport、ドア、またはキーパッドをロックまたはロック解除し、IEport を拡張または取り消します。

changer クラスドライバーは、 ChangerSetAccess を呼び出す前に、I/O スタックの場所で入力バッファーの長さを確認します。 Irp-SystemBuffer> は、設定する要素と実行する操作を示す入力パラメーターとして、CHANGER_SET_ACCESS構造体を指します。

ChangerSetAccess は 、最初にサポートされていない要素と操作を確認し、サポートされていない要素の適切な状態コードを返します。

次 に、ChangerSetAccess は、システムによって渡された 0 から始まる要素アドレスを、チェンジャーに必要なデバイス固有の要素アドレスに変換します。

最後に、 ChangerSetAccess は、指定された要素に対して指定された操作の CDB を使用して SRB をビルドし、システムポートドライバーに送信します。使用するコマンドは、チェンジャーによって異なります。たとえば、Exabyte ミニクラスドライバーは SCSI コマンド PREVENT ALLOW MEDIUM REMOVAL を使用して、チェンジャードアをロックまたはロック解除し、MOVE MEDIUM を使用して IEport を拡張または取り消します。