IF_QUERY_OBJECT コールバック関数 (ndis.h)

ProviderQueryObject 関数は、ネットワーク インターフェイスに関する情報を取得します。

構文

IF_QUERY_OBJECT IfQueryObject;

NDIS_STATUS() IfQueryObject(
  [in]      NDIS_HANDLE ProviderIfContext,
  [in]      NET_IF_OBJECT_ID ObjectId,
  [in, out] PULONG pOutputBufferLength,
  [out]     PVOID pOutputBuffer
)
{...}

パラメーター

[in] ProviderIfContext

インターフェイスのインターフェイス プロバイダーのコンテキスト領域を識別するハンドル。 インターフェイス プロバイダーは、 への呼び出しでこのハンドルを NDIS に渡しました。 NdisIfRegisterInterface 関数。

[in] ObjectId

クエリ要求のターゲットである オブジェクトの識別子。 インターフェイス プロバイダーに適用されるオブジェクト識別子 (OID) の一覧については、「 NDIS ネットワーク インターフェイス OID」を参照してください。

[in, out] pOutputBufferLength

NDIS が出力バッファーの長さを提供する NDIS が指定した変数へのポインター。 ProviderQueryObject は、出力バッファーに格納するデータの長さを書き込みます。

[out] pOutputBuffer

ProviderQueryObject がクエリ要求に応答を書き込む NDIS 提供の出力バッファーへのポインター。

戻り値

ProviderQueryObject は 、次のいずれかの状態値を返します。

リターン コード 説明
NDIS_STATUS_SUCCESS
操作は正常に完了しました。
NDIS_STATUS_RESOURCES
リソースが不足しているため、操作が失敗しました。
NDIS_STATUS_INVALID_PARAMETER
一部の入力パラメーターが無効であるため、呼び出しに失敗しました。
NDIS_STATUS_Xxx
呼び出しが何らかの理由で失敗しました。 この関数は、呼び出す関数からエラー コードを伝達したり、適切なエラー コードを生成したりできます。

注釈

NDIS は、ネットワーク インターフェイス プロバイダーの ProviderQueryObject 関数を呼び出して、プロバイダーが登録したインターフェイスに関する情報を取得します。 インターフェイス プロバイダーに適用される OID の一覧については、「 NDIS ネットワーク インターフェイス OID」を参照してください。

NDIS は、IRQL = PASSIVE_LEVELで ProviderQueryObject を呼び出します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント NDIS 6.0 以降でサポートされています。
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー ndis.h (Ndis.h を含む)
IRQL PASSIVE_LEVEL

こちらもご覧ください

NdisIfRegisterInterface