PI8042_ISR_WRITE_PORT コールバック関数 (ntdd8042.h)
PI8042_ISR_WRITE_PORT型のコールバック ルーチンは、i8042 ポートにデータを書き込みます。 I8042prt では、このコールバックが提供されます。
構文
PI8042_ISR_WRITE_PORT Pi8042IsrWritePort;
void Pi8042IsrWritePort(
[in] PVOID Context,
[in] UCHAR Value
)
{...}
パラメーター
[in] Context
キーボードまたはマウス デバイスを表す関数デバイス オブジェクトへのポインター。
[in] Value
i8042 ポートに書き込むデータを指定します。
戻り値
なし
解説
PI8042_ISR_WRITE_PORTコールバックは、 PI8042_KEYBOARD_ISR コールバックまたは PI8042_MOUSE_ISR コールバックによってのみ呼び出す必要があります。 I8042prt は、対応する I8042prt デバイス ISR 内のデバイスに対して、ベンダーが指定した ISR コールバックを呼び出します。
I8042prt は、I8042prt がIOCTL_INTERNAL_I8042_HOOK_KEYBOARD要求と共に使用するINTERNAL_I8042_HOOK_KEYBOARD構造体の IsrWritePort メンバーのキーボード書き込みポート コールバックを指定します。
I8042prt は、I8042prt がIOCTL_INTERNAL_I8042_HOOK_KEYBOARD要求と共に使用するINTERNAL_I8042_HOOK_MOUSE構造体の IsrWritePort メンバー内のマウス書き込みポート コールバックを指定します。
PI8042_ISR_WRITE_PORT コールバックは、デバイスの I8042prt ISR と同じ IRQL でカーネル モードで実行されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | ntdd8042.h (Ntddd8042.h を含む) |
IRQL | 「解説」を参照してください。 |
こちらもご覧ください
IOCTL_INTERNAL_I8042_HOOK_KEYBOARD