STORAGE_OFFLOAD_TOKEN 構造体 (ntddstor.h)
STORAGE_OFFLOAD_TOKEN構造体には、ボリューム上のファイル内のデータ セット範囲の表現として機能するトークン値が含まれています。 この構造体は、オフロードの読み取りと書き込みを実行する場合に使用されます。
構文
typedef struct _STORAGE_OFFLOAD_TOKEN {
UCHAR TokenType[4];
UCHAR Reserved[2];
UCHAR TokenIdLength[2];
union {
struct {
UCHAR Reserved2[STORAGE_OFFLOAD_TOKEN_ID_LENGTH];
} StorageOffloadZeroDataToken;
UCHAR Token[STORAGE_OFFLOAD_TOKEN_ID_LENGTH];
} DUMMYUNIONNAME;
} STORAGE_OFFLOAD_TOKEN, *PSTORAGE_OFFLOAD_TOKEN;
メンバー
TokenType[4]
この構造体に含まれるトークンの種類。 TokenType は、次のいずれかに設定されます。
値 | 意味 |
---|---|
|
既知のトークン形式は Token に含まれています。 トークンは、すべてのゼロと見なされるデータを表します。 |
|
ベンダー固有のトークン形式は、 Token に含まれています。 |
Reserved[2]
予約済み。
TokenIdLength[2]
Token 内のトークン データの長さ。
DUMMYUNIONNAME
DUMMYUNIONNAME.StorageOffloadZeroDataToken
それが表すデータの場合のトークン値は、すべてゼロと見なされます。 このメンバーは、 TokenType が STORAGE_OFFLOAD_TOKEN_TYPE_ZERO_DATA に設定されている場合に有効です。
DUMMYUNIONNAME.StorageOffloadZeroDataToken.Reserved2[STORAGE_OFFLOAD_TOKEN_ID_LENGTH]
予約済み。
DUMMYUNIONNAME.Token[STORAGE_OFFLOAD_TOKEN_ID_LENGTH]
オフロード読み取りまたは書き込み操作のデータ セット範囲を表すベンダー提供のトークン値。
注釈
STORAGE_OFFLOAD_TOKENに含まれるトークン情報は、オフロード読み取り/書き込みインフラストラクチャによって生成されます。 この構造体のすべてのメンバーは読み取り専用と見なす必要があり、オフロード読み取りまたはオフロード書き込みを要求する呼び出し元が変更することはできません。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 8 以降で使用できます。 |
Header | ntddstor.h (Ntddstor.h を含む) |