MmCanFileBeTruncated 関数 (ntifs.h)

MmCanFileBeTruncated ルーチンは、ファイルを切り捨てることができるかどうかをチェックします。

構文

BOOLEAN MmCanFileBeTruncated(
  [in]           PSECTION_OBJECT_POINTERS SectionPointer,
  [in, optional] PLARGE_INTEGER           NewFileSize
);

パラメーター

[in] SectionPointer

ファイル オブジェクトのセクション オブジェクト ポインターを含む構造体へのポインター。

[in, optional] NewFileSize

ファイルを切り捨てるサイズをバイト単位で指定する変数へのポインター。 このパラメーターが NULL の場合、長さは 0 と見なされ、 MmCanFileBeTruncated はファイル全体を切り捨てることができるかどうかを確認します。

戻り値

ファイルを切り捨てることができる場合、MmCanFileBeTruncated は TRUE を返します。それ以外の場合は FALSE。

注釈

ファイルが切り捨てられる前に、MmCanFileBeTruncated を常に呼び出す必要があります。

次のいずれかに該当する場合、ファイルを切り捨てることはできません (また、 MmCanFileBeTruncated は FALSE を返します)。

  • ファイルのイメージ セクションが存在します。

  • ファイルのデータ セクションには、1 つ以上の未処理の書き込みプローブがあります。

  • NewFileSize によって決定される切り捨て範囲内に、ファイルのデータ セクションのマップされたビューがあります。

  • 1 人以上のユーザーがファイルのデータ セクションへの参照を保持し、 NewFileSize< = 現在のファイル サイズを保持します。

要件

要件
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header ntifs.h (Ntifs.h を含む)
Library NtosKrnl.lib
[DLL] NtosKrnl.exe
IRQL < DISPATCH_LEVEL

こちらもご覧ください

CcCoherencyFlushAndPurge

CcPurgeCacheSection

CcSetFileSizesEx

MmFlushImageSection