IServiceSink インターフェイス (portcls.h)
インターフェイスは IServiceSink
、サービス要求の処理をカプセル化します。 サービス要求のソースは、通常、ミニポート ドライバーの割り込みサービス ルーチンです。 PortCls は インターフェイスを IServiceSink
サポートしています。 IServiceSink
オブジェクトは通常、IServiceGroup オブジェクトによって管理されるサービス グループのメンバーです。 IServiceSink
は IUnknown インターフェイスから継承されます。
IServiceSink
は IServiceGroup の基本インターフェイスです。 これにより、 IServiceGroup オブジェクトは、(インターフェイスを持つオブジェクトとして) それ自体を IServiceSink
別の IServiceGroup オブジェクトのサービス グループに追加できます。
PortCls システム ドライバーは、サービス グループ オブジェクトを作成するための PcNewServiceGroup 関数を提供しますが、サービス シンク オブジェクトを作成するための同様の関数は存在しません。 代わりに、サービス シンクを必要とするドライバー オブジェクトは、ドライバー オブジェクトにインターフェイスを IServiceSink
実装するだけです。 便宜上、ヘッダー ファイル portcls.h には、オブジェクトのクラス定義に実装をIServiceSink
追加するためのIMP_IServiceSink定数が含まれています。 インターフェイスが 1 つのメソッドのみをサポートしているため、オブジェクトにインターフェイスを追加 IServiceSink
するコストは小さくなります。 ポート ドライバーは通常、 IServiceSink
オーディオ デバイスから割り込みの通知を受信できるように、ポート オブジェクトとストリーム オブジェクトにインターフェイスを追加します。
詳細については、「 サービス シンクおよびサービス グループ オブジェクト」を参照してください。
継承
IServiceSink インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IServiceSink には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IServiceSink インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IServiceSink::RequestService サービス要求を IServiceSink オブジェクトに転送するには、RequestService メソッドが呼び出されます。 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | portcls.h |