IPrintOemUni::D ownloadFontHeader メソッド (prcomoem.h)
IPrintOemUni::DownloadFontHeader
メソッドを使用すると、Unidrv のレンダリング プラグインがフォントのヘッダー情報をプリンターに送信できます。
構文
HRESULT DownloadFontHeader(
PDEVOBJ pdevobj,
PUNIFONTOBJ pUFObj,
[out] OUT DWORD *pdwResult
);
パラメーター
pdevobj
呼び出し元が指定した DEVOBJ 構造体へのポインター。
pUFObj
UNIFONTOBJ 構造体への呼び出し元が指定したポインター。
[out] pdwResult
フォント ヘッダー情報を格納するために必要なプリンター メモリの量 (バイト単位) を表すメソッド指定の値を受け取ります。 操作が失敗した場合、返される値は 0 である必要があります。
戻り値
メソッドは、次のいずれかの値を返す必要があります。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
操作が成功しました。 |
|
操作が失敗しました |
|
このメソッドは実装されていません。 |
注釈
この IPrintOemUni::DownloadFontHeader
メソッドは、 PCL コマンドを受け入れられないプリンターでソフト フォントをサポートするために使用されます。 その目的は、レンダリング プラグインが Unidrv からフォント ヘッダー情報を取得し、プリンターに情報を送信できるようにすることです。
PCL 以外のフォント ヘッダーを作成するために必要な情報は、次の方法で取得できます。
- 入力引数として受け取る UNIFONTOBJ 構造体を参照しています。
- UNIFONTOBJ_GetInfoコールバック関数を呼び出して、フォントの FONTOBJ 構造体を取得します。
メソッドは IPrintOemUni::DownloadFontHeader
省略可能です。 レンダリング プラグインがこのメソッドを実装する場合、プラグインの IPrintOemUni::GetImplementedMethod メソッドは、"DownloadFontHeader" を入力として受け取ったときにS_OKを返す必要があります。
メソッドを実装する IPrintOemUni::DownloadFontHeader
場合は、 IPrintOemUni::D ownloadCharGlyph メソッドも実装する必要があります。
詳細については、「 カスタマイズされたフォント管理」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | prcomoem.h (Prcomoem.h を含む) |