FsRtlOplockIsFastIoPossible マクロ (rxprocs.h)
FsRtlOplockIsFastIoPossible は、ファイルの日和見ロック (oplock) 状態をチェックして、高速 I/O をファイルに対して実行できるかどうかを判断します。
構文
void FsRtlOplockIsFastIoPossible(
__a
);
パラメーター
__a
ファイルの不透明な日和見ロック ポインター。 このポインターは、 FsRtlInitializeOplock の以前の呼び出しによって初期化されている必要があります。
戻り値
なし
解説
FsRtlOplockIsFastIoPossible は、次の条件に従って、高速 I/O をファイルに対して実行できるかどうかを判断します。
- Oplock パラメーターが NULL の場合、または **Oplock* の値が NULL の場合、ファイルに対して未処理の日和見ロックがなく、ファイルに対して高速 I/O を実行できます。
- ファイルに対して排他的な日和見ロックが付与されていても、oplock の中断が進行中ではない場合は、ファイルに対して高速 I/O を実行できます。
ミニフィルターでは、FsRtlOplockIsFastIoPossible の代わりに FltOplockIsFastIoPossible を呼び出す必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | rxprocs.h (Ntifs.h を含む) |
Library | NtosKrnl.lib |
[DLL] | NtosKrnl.exe |
IRQL | <= APC_LEVEL |
こちらもご覧ください
FSCTL_OPBATCH_ACK_CLOSE_PENDING