PAGP_SET_RATE コールバック関数 (videoagp.h)

AgpSetRate 関数は、AGP チップセットのデータ転送速度を再プログラミングします。

構文

PAGP_SET_RATE PagpSetRate;

BOOLEAN PagpSetRate(
  [in] IN PVOID HwDeviceExtension,
  [in] IN ULONG AgpRate
)
{...}

パラメーター

[in] HwDeviceExtension

ミニポート ドライバーのデバイス拡張機能へのポインター。

[in] AgpRate

設定する転送レートを指定します。 この値は、次のいずれかです。

意味
VIDEO_AGP_RATE_1X 単一速度 (66 Mhz)
VIDEO_AGP_RATE_2X 2 回の単一速度
VIDEO_AGP_RATE_4X 4 倍の単一速度
VIDEO_AGP_RATE_8X 単一速度の 8 倍

戻り値

転送レートの変更に成功した場合、AgpSetRateTRUE を返します。それ以外の場合は、FALSE を返します。

注釈

この関数は、Microsoft Windows XP 以降で使用できます。

AgpSetRate 関数によって設定された転送レートは、電源状態の変化全体にわたって永続的です。 ビデオ ミニポート ドライバーは、低電力状態から完全な電源状態に変更されたときに AGP 転送速度をリセットする必要はありません。 電源状態の変更については、「 HwVidSetPowerState」を参照してください。

AgpSetRate 関数を使用すると、ディスプレイ ドライバーを読み込んだ INF ファイルでその転送速度が明示的に排除されていない限り、AGP チップセットのデータ転送速度を前の表に示したいずれかのレートに変更できます。 詳細については、「 INF ファイル セクションの表示」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムで使用できます。
対象プラットフォーム デスクトップ
Header videoagp.h (Video.h を含む)
IRQL PASSIVE_LEVEL

こちらもご覧ください

VIDEO_PORT_AGP_INTERFACE_2