WdfDriverOpenPersistentStateRegistryKey 関数 (wdfdriver.h)

ドライバーは WdfDriverOpenPersistentStateRegistryKey を使用して、ドライバー全体の永続的な情報をレジストリに書き込む必要があります。

構文

NTSTATUS WdfDriverOpenPersistentStateRegistryKey(
  [in]           WDFDRIVER              Driver,
  [in]           ACCESS_MASK            DesiredAccess,
  [in, optional] PWDF_OBJECT_ATTRIBUTES KeyAttributes,
  [out]          WDFKEY                 *Key
);

パラメーター

[in] Driver

以前の WdfDriverCreate または WdfGetDriver の呼び出しからドライバーが取得したドライバーのフレームワーク ドライバー オブジェクトへのハンドル。

[in] DesiredAccess

レジストリ キー アクセス マスクを指定するACCESS_MASK型指定された値。 KMDF ドライバーは、通常、KEY_READKEY_WRITE、またはKEY_READ KEY_WRITE | を要求します。 UMDF ドライバーを作成する場合は、KEY_READまたはKEY_READ KEY_SET_VALUE | を使用します。 ベスト プラクティスとして、ドライバーに必要なアクセスの種類のみを要求します。

[in, optional] KeyAttributes

フレームワーク レジストリ キー オブジェクトのオブジェクト属性を指定する呼び出し元によって割り当てられた WDF_OBJECT_ATTRIBUTES 構造体へのポインター。 このパラメーターは省略可能であり、WDF_NO_OBJECT_ATTRIBUTESできます。

[out] Key

フレームワーク レジストリ キー オブジェクトへのハンドルを受け取る場所へのポインター。

戻り値

WdfDriverOpenParametersRegistryKey を参照してください。

注釈

キーは Parameters 、INF ファイルで提供される 変更できない 設定用です。 これらの設定にアクセスするには、 WdfDriverOpenParametersRegistryKey を使用します。 この API から返されるキーは、実行時に書き込まれた設定用です。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 10 バージョン 1803
最小 KMDF バージョン 1.25
最小 UMDF バージョン 2.25
Header wdfdriver.h
IRQL PASSIVE_LEVEL

こちらもご覧ください

WdfDriverOpenParametersRegistryKey

IoOpenDriverRegistryKey

DRIVER_REGKEY_TYPE