KdDisableDebugger 関数 (wdm.h)
KdDisableDebugger ルーチンは、カーネル デバッガーを無効にします。
構文
NTSTATUS KdDisableDebugger();
戻り値
カーネル デバッガーが正常に無効にされた場合、KdDisableDebugger はSTATUS_SUCCESSを返します。 それ以外の場合、戻り値には次のいずれかのエラー状態コードを指定できます。
STATUS_ACCESS_DENIED
STATUS_DEBUGGER_INACTIVE
注釈
オペレーティング システムがデバッグ コントロールなしで起動された場合、 KdDisableDebugger はSTATUS_DEBUGGER_INACTIVEを返します。
カーネル デバッガーがブロックされている (つまり、 KdBlockEnable システム変数が FALSE 以外の値に設定されている) 場合、 KdDisableDebugger はSTATUS_ACCESS_DENIEDを返します。
呼び出し元が KdDisableDebugger を呼び出してカーネル デバッガーを無効にした後、呼び出し元は KdEnableDebugger ルーチンを呼び出してカーネル デバッガーを再度有効にすることができます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Microsoft Windows 2000 以降のバージョンの Windows で使用できます。 |
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | wdm.h (Wdm.h を含む) |
Library | NtosKrnl.lib |
[DLL] | NtosKrnl.exe |
IRQL | 任意のレベル |