DrvQueryColorProfile 関数 (winddiui.h)
DrvQueryColorProfile 関数を使用すると、プリンター インターフェイス DLL で、カラー管理に使用する ICC プロファイルを指定できます。
構文
BOOL DrvQueryColorProfile(
HANDLE hPrinter,
[in] PDEVMODEW pdevmode,
ULONG ulQueryMode,
[out] VOID *pvProfileData,
[out] ULONG *pcbProfileData,
[out] FLONG *pflProfileData
);
パラメーター
hPrinter
呼び出し元が指定したプリンター ハンドル。
[in] pdevmode
呼び出し元が指定した DEVMODEW 構造体へのポインター。
ulQueryMode
指定するプロファイルの種類を示す、呼び出し元から提供される次のいずれかのビット フラグ。
フラグ | 定義 |
---|---|
QCP_DEVICEPROFILE | 呼び出し元がデバイス プロファイルを要求しています。 |
QCP_SOURCEPROFILE | 呼び出し元がソース プロファイルを要求しています。 |
[out] pvProfileData
プロファイル情報を受信するためのバッファーへの呼び出し元指定ポインター。
[out] pcbProfileData
pvProfileData が指すバッファーのサイズ (バイト単位) を表す値への呼び出し元指定ポインター。
[out] pflProfileData
関数から返される情報の種類を示す、次の関数提供のビット フラグのいずれか。
フラグ | 定義 |
---|---|
QCP_PROFILEDISK | この関数は、 pvProfileData が指すバッファー内の ICC プロファイルのファイル名を返します。 |
QCP_PROFILEMEMORY | この関数は、 pvProfileData が指すバッファー内のプロファイル データを返しています。 |
戻り値
操作が成功した場合、関数は TRUE を返します。それ以外の場合は、 FALSE を返します。
注釈
プリンター インターフェイス DLL は、必要に応じて DrvQueryColorProfile 関数を提供できます。 関数が指定されている場合、ICM が印刷ジョブに対して有効になっている場合は、GDI によって呼び出されます。 関数の目的は、印刷ジョブで使用するのに適した ICC プロファイルを決定して指定することです。
ドライバーのプリンター インターフェイス DLL が DrvQueryColorProfile 関数を提供しない場合、または関数が FALSE を返す場合、GDI はプロファイルの検索を試みます。 詳細については、「 ICC プロファイルの検索」を参照してください。
pcbProfileData で指定された出力バッファー サイズが小さすぎる場合、ドライバーは、pcbProfileData によって提供されるサイズ値を必要なバッファー サイズで上書きし、SetLastError(ERROR_INSUFFICIENT_BUFFER) を呼び出して、FALSE を返す必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | winddiui.h (Winddiui.h を含む) |