WWAN_SET_CONTEXT_V2構造体 (wwan.h)

  • [アーティクル]

WWAN_SET_CONTEXT_V2構造体は、モバイル ブロードバンド (MBB) デバイスでサポートされているプロビジョニングされたコンテキストを表します。 この構造体は、既存の WWAN_SET_CONTEXT 構造を拡張します。

構文

typedef struct _WWAN_SET_CONTEXT_V2 {
  WWAN_SET_CONTEXT             basicInfo;
  WWAN_CONTEXT_OPERATIONS      Operation;
  WWAN_IP_TYPE                 IPType;
  WWAN_CONTEXT_ENABLE          Enable;
  WWAN_CONTEXT_ROAMING_CONTROL Roaming;
  WWAN_CONTEXT_MEDIA_TYPE      MediaType;
  WWAN_CONFIGURATION_SOURCE    Source;
  int                          Reserved;
} WWAN_SET_CONTEXT_V2, *PWWAN_SET_CONTEXT_V2;

メンバー

basicInfo

このプロビジョニングされたコンテキストの基本情報を表す WWAN_SET_CONTEXT 構造体。

Operation

この Set コマンドで使用される操作の種類を指定するWWAN_CONTEXT_OPERATIONS値。

IPType

このプロビジョニングされたコンテキストでサポートされている IP の種類を指定するWWAN_IP_TYPE値。

Enable

モデムでコンテキストが有効か無効かを指定するWWAN_CONTEXT_ENABLE値。

Roaming

このコンテキストに適用するローミング条件を指定する WWAN_CONTEXT_ROAMING_CONTROL 値。

MediaType

このプロビジョニングされたコンテキストでサポートされているメディアの種類を指定する WWAN_CONTEXT_MEDIA_TYPE 値。

Source

コンテキスト の 作成ソースを指定するWWAN_CONFIGURATION_SOURCE値。

Reserved

システムで使用するために予約されています。 ミニポート ドライバーは、この値を読み取ったり書き込んだりしないでください。

注釈

WWAN_SET_CONTEXT_V2 は、クエリ要求と Set 要求への応答に使用される WWAN_CONTEXT_V2 とは異なり、Set 要求に使用されます。

要件

要件 値
サポートされている最小のクライアント Windows 10 Version 1703
Header wwan.h

こちらもご覧ください

WWAN_SET_CONTEXT

WWAN_CONTEXT_OPERATIONS

WWAN_IP_TYPE

WWAN_CONTEXT_ENABLE

WWAN_CONTEXT_ROAMING_CONTROL

WWAN_CONTEXT_MEDIA_TYPE

WWAN_CONFIGURATION_SOURCE

WWAN_CONTEXT_V2