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[イベントの情報]

デバッグ セッションにアクセスできる場合は常に、最後のイベントがあります。 これは、セッションがアクセス可能になる原因となったイベントです。 イベント ターゲットは、最後のイベントを生成したターゲットです。 セッションにアクセスできるようになると、現在のターゲットがイベント ターゲットに設定されます。 最後のイベントの詳細は、GetLastEventInformation によって返されます。 イベント発生時の最後のイベントへの指示ポインターと指示ポインターのメモリは、要求操作 DEBUG_REQUEST_GET_CAPTURED_EVENT_CODE_OFFSET および DEBUG_REQUEST_READ_CAPTURED_EVENT_CODE_STREAM によって返されます。

ターゲットがクラッシュ ダンプ ファイルの場合、最後のイベントはダンプ ファイルが作成される前に発生した最後のイベントです。 このイベントはダンプ ファイルに格納され、ダンプ ファイルがデバッグ ターゲットとして取得されるときに、エンジンによってイベント コールバック用に生成されます。

ターゲットがカーネル モードのターゲットで、バグ チェックが発生した場合、バグ チェック コードと関連パラメーターは、ReadBugCheckData を使用して見つけることができます。

ターゲットがユーザーモードのミニダンプの場合、ダンプ ファイル ジェネレーターは追加のイベントを格納する場合があります。 通常、これは、ジェネレーターがダンプ ファイルを保存することを誘発したイベントです。 このイベントの詳細は、GetStoredEventInformation および要求操作 DEBUG_REQUEST_TARGET_EXCEPTION_CONTEXTDEBUG_REQUEST_TARGET_EXCEPTION_THREADDEBUG_REQUEST_TARGET_EXCEPTION_RECORD によって返されます。

ダンプ ファイルには、イベントの静的リストが含まれている場合があります。 各イベントは、特定の時点におけるターゲットのスナップショットを表します。 このリスト内のイベントの数は、GetNumberEvents によって返されます。 リスト内の各イベントの説明に対しては、GetEventIndexDescription を使用します。 このリストのイベントを現在のイベントとして設定するには、SetNextEventIndex メソッドを使用します。WaitForEvent を呼び出した後、イベントは現在のイベントになります。 リスト内のどのイベントが現在のイベントであるかを判断するには、GetCurrentEventIndex を使用します。