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パフォーマンス モニターを使用してユーザー モード メモリ リークを検出する

ユーザー モード メモリ リークの疑いがあるが、どのプロセスが原因であるかわからない場合は、パフォーマンス モニターを使用して個々のプロセスのメモリ使用量を測定します。

パフォーマンス モニターを管理者として実行します。 次のカウンターを追加します。

  • Process>Private Bytes (調査するプロセスごとに)

  • Process>Virtual Bytes (調査するプロセスごとに)

時間の経過に伴うリークのグラフをキャプチャできるように、更新時間を 600 秒に変更します。 また、後で調査するために、データをファイルに記録することもお勧めします。

Private Bytes カウンターではプロセスが割り当てたメモリの総量が示されます。他のプロセスと共有されているメモリは、これに含まれません。

Virtual Bytes は、プロセスが使用している仮想アドレス空間の現在のサイズを示します。

一部のメモリ リークは、割り当てられたプライベート バイトの増加という形でデータ ファイルに現れます。 その他のメモリ リークは、仮想アドレス空間の増加という形で現れます。

どのプロセスがメモリ リークを発生させているかを特定したら、UMDH ツールを使用して、どのルーチンに問題があるのかを特定します。 詳細については、「UMDH を使用したユーザー モード メモリ リークの検出」を参照してください。