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.enumtag (セカンダリ コールバック データの列挙)

.enumtag コマンドは、二次バグ チェック コールバック データとすべてのデータ タグを表示します。

.enumtag 

環境

項目 説明
モード カーネルモードのみ
目標値 ライブ、クラッシュ ダンプ
プラットフォーム すべて

追加情報

詳細およびこのデータを表示する他の方法については、「バグ チェック コールバック データの読み取り」を参照してください。

解説

.enumtag コマンドは、バグ チェックが行われた後、またはカーネル モード クラッシュ ダンプ ファイルをデバッグしているときにのみ使用できます。

.enumtag コマンドは、二次バグ チェック コールバック データのブロックごとに、タグ (GUID 形式) とデータ (バイトおよび ASCII 文字として) を表示します。

以下の例を考慮してください。

kd> .enumtag
{87654321-0000-0000-0000000000000000} - 0xf9c bytes
  4D 5A 90 00 03 00 00 00 04 00 00 00 FF FF 00 00  MZ..............
  B8 00 00 00 00 00 00 00 40 00 00 00 00 00 00 00  ........@.......
  00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00  ................
  ....
  00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00              ............

{12345678-0000-0000-0000000000000000} - 0x298 bytes
  F4 BF 7B 80 F4 BF 7B 80 00 00 00 00 00 00 00 00  ..{...{.........
 4B 44 42 47 98 02 00 00 00 20 4D 80 00 00 00 00  KDBG..... M.....
  54 A5 57 80 00 00 00 00 A0 50 5A 80 00 00 00 00  T.W......PZ.....
 40 01 08 00 18 00 00 00 BC 7D 50 80 00 00 00 00  @........}P.....
  ....
  00 00 00 00 00 00 00 00                          ........

この例では、セカンダリ データの最初のバッチにはタグとして GUID ){87654321-0000-0000-0000000000000000}) があり、データの 2 番目のバッチにはタグとして GUID ({12345678-0000-0000-0000000000000000}) があります。 ただし、データは有用な形式ではありません。