[UMDF Settings (Test Use Only)]\(UMDF 設定 (テスト使用のみ)\) タブ

このトピックでは、WDF 検証ツールの [UMDF 設定 (テスト使用のみ)] ページの詳細について説明します。 このページでは、1 つまたは複数の User-Mode Driver Framework (UMDF) ドライバーを使用してシステム全体をテストするのに役立つ設定を変更できます。

テスト目的でこれらの設定を使用します。 テストが完了したら、[既定値に戻す] ボタンをクリックします。 そうしないと、コンピューターのパフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。

Screenshot of the UMDF Settings (Test Use Only) tab in WDF Verifier.

既定では、UMDF インフライト レコーダー (IFR) は非ページメモリに格納されるため、システムのクラッシュが発生した場合にログを保存できます。 ただし、まれに、ページングされていないメモリ内の領域を解放する必要があります。 たとえば、複数の UMDF ドライバーを使用したシステムのストレ ステスト、デバイス プーリング がオフで、および非ページメモリが premium であることが考えられます。 [ページング プールを使用する] ボックスを選択すると、使用可能な非ページ メモリのサイズをわずかに増やすことができます。

また、ドライバー検証ツールなどの分析ツールを使用すると、CPU負荷の高いテストでシステム パフォーマンスが低下することがあり、ドライバに問題がない場合でも、既定の UMDF タイムアウトが発生することがあります。 この場合、タイムアウト値を大きくすると、この種の偶発的なタイムアウトを減らすことができます。

警告
これらのオプションを使用すると、UMDF ドライバーエラーを検出または診断する可能性が少なくなるため、必要な場合にのみ使用する必要があります。 また、これらのオプションは、システム全体のテストに使用される可能性が高くなります。