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フォントの管理と最適化

プロデューサーは、フォントを生成できるドライバーです。 その出力として、グリフのメトリック、ビットマップ、アウトラインなどのグリフ情報が生成されます。 コンシューマーは、フォントを使用するドライバーです。 テキスト出力を生成するためのグリフ情報を入力として受け取り、デバイスによって管理されたサーフェスに独自のフォントまたはハードウェアのフォントを描画する必要があります。 ドライバーは、プロデューサーとコンシューマーの両方になることができます。 たとえばプリンター ドライバーは、DrvQueryFontData 呼び出しを処理してグリフのメトリックを提供する間はプロデューサーとして機能し、その後、DrvTextOut 呼び出しを処理する間はコンシューマーとして機能します。

ドライバーは、フォント プロデューサーまたはフォント コンシューマーである場合にのみ、フォントを処理する必要があります。 ハードウェアに組み込まれたフォントがある場合、ドライバーは、そのフォントに関する情報を GDI に提供する必要があります。そのような情報として、フォントのメトリック (IFIMETRICS 構造体)、Unicode から個々のグリフ ID へのマッピング、個々のグリフ属性、カーニング テーブルなどがあります。 ドライバーがサポートする必要のある関数もあります。 フォント ドライバーと、ドライバー固有またはデバイス固有のフォントを使用するドライバーの両方に必要な関数もあれば、 フォント ドライバーでのみ必要な関数もあります。

フォント関数のサポートは、ドライバーの機能によって異なります。 一般的な種類は次のとおりです。

メトリック関数

グリフ関数

TrueType 関数