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DirectDraw および DirectX VA へのデインターレース DDI のマッピング

インターレース解除機能には、DirectDraw の動き補償コールバック関数を通じてアクセスする必要があり、コールバック関数には インターレース解除 DDI をマッピングできます。

インターレース解除 DDI は、DirectX VA のコンテナー メソッドと DirectX VA のデバイス メソッドの 2 つの機能グループに分かれています。 コンテナー メソッドは、ディスプレイ ハードウェアに含まれる各 DirectX VA デバイスの機能を決定します。 デバイス メソッドは、デバイスに固有の操作の実行をデバイスに指示します。 DirectX VA ドライバーは 1 つのコンテナーのみを持つことができますが、複数のデバイスをサポートできます。

インターレース解除 DDI は、動き補償コールバックにマッピングできます。動き補償コールバックでは、型指定されたパラメーターが使用されない (つまり、唯一のパラメーターが構造体へのポインターである) ためです。 つまり、動き補償コールバック関数に渡される唯一のパラメーター内の情報は、その情報の種類に従って処理できます。 たとえば、DXVA_DeinterlaceBltFnCode 型の情報が DdMoCompRender 関数に渡された場合、DdMoCompRender は、インターレース解除 DDI の DeinterlaceBlt 関数を呼び出して、ビデオ ストリーム オブジェクトのビット ブロック インターレース解除を実行できます。 一方、DdMoCompRenderDXVA_DeinterlaceQueryModeCapsFnCode 型情報が渡された場合、DdMoCompRender は、インターレース解除 DDI の DeinterlaceQueryModeCaps 関数を呼び出して、インターレース解除モードの機能を照会できます。

以下のトピックでは、インターレース解除 DDI を動き補償コールバックにマッピングする方法について説明します。

デインターレース用のデインターレース コンテナー デバイス

ユーザー モード コンポーネントからのデインターレース DDI の呼び出し