次の方法で共有


メモリ割り当てのサイズおよびピッチの設定

GDI ハードウェア 高速化をサポートするディスプレイ ミニポート ドライバーは、次の割り当ての呼び出しを処理するときに、システムまたはビデオ メモリの割り当てのサイズとピッチを設定する必要があります。

DxgkDdiCreateAllocation
ドライバーは、DxgkDdiCreateAllocation への呼び出しを処理するときに、システムまたはビデオ メモリの割り当てのサイズ (バイト単位) を設定する必要があります。 割り当てのサイズは、pCreateAllocation->pAllocationInfo>-Size メンバーによって設定されます。 割り当てが CPU に表示される場合、サイズにはピッチ値 (パディングを含むサーフェスの幅) をバイト単位で含める必要があります。

pGetStandardAllocationDriverData->pCreateGdiSurfaceData->Type メンバーが D3DKMDT_GDISURFACE_STAGING_CPUVISIBLE または D3DKMDT_GDISURFACE_EXISTINGSYSMEM に設定されている場合、割り当ては CPU に表示されます。 これらのサーフェス タイプのプロパティについては、D3DKMDT_GDISURFACETYPEの説明を参照してください。

DxgkDdiGetStandardAllocationDriverData
ドライバーが、CPU に表示される割り当てに対する DxgkDdiGetStandardAllocationDriverData の呼び出しを処理する場合は、次のことが必要です。

  1. pGetStandardAllocationDriverData->StandardAllocationType メンバーを D3DKMDT_STANDARDALLOCATION_GDISURFACE に設定します。

  2. pGetStandardAllocationDriverData->pCreateGdiSurfaceData メンバーが指す D3DKMDT_GDISURFACEDATA構造を介して、GDI ハードウェア アクセラレーションとデスクトップ Windows マネージャー (DWM) によるリダイレクトに使用できるサーフェスの説明を設定します。 例えば、D3DKMDT_GDISURFACEDATAの Pitch メンバーを 使用して割り当てのピッチ を設定します。