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HID レポートを初期化する

このセクションでは、HIDClass サポート ルーチンまたは HID クラス ドライバーの入出力制御 (IOCTL) を使用する前に、ユーザー モード アプリケーションとカーネル モード ドライバーが HID レポートを初期化する方法について説明します。

レポート バッファーを初期化するために、アプリケーションまたはドライバーは、レポートの種類に必要なサイズ (バイト単位) のゼロ初期化バッファーを作成します。 HID コレクションの HIDP_CAPS 構造体の XxxReportByteLength メンバーは、入力レポート、出力レポート、および機能レポートで必要とされるサイズを指定します。 レポート バッファーを初期化した後で、アプリケーションまたはドライバーは、HidP_SetXxx ルーチンを使用して、レポート内のコントロール データを設定できます。 レポートを初めて使用する場合、HidP_SetXxx ルーチンは、指定された HID 使用法に関連付けられたレポート ID を設定します。 その後、アプリケーションまたはドライバーがレポート ID と互換性のない使用法を設定しようとすると、HidP_SetXxx ルーチンは HIDP_STATUS_INCOMPATIBLE_REPORT_ID のステータスを返します。