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NDIS ミニポート ドライバーの WMI への登録および登録解除

NDIS は、各ミニポート アダプターを WMI に自動的に登録します。 ミニポート ドライバーが MiniportInitializeEx 関数から返された後、関連付けられているミニポート アダプターに NDIS が自動的に登録されるため、ミニポート ドライバーは WMI に明示的に登録する必要はありません。

NDIS が WMI を使用してデータ プロバイダーとしてミニポート アダプターを登録した後、WMI クライアントはクエリおよび設定要求を送信し、ステータス指示を受け取るよう登録できます。

NDIS は、ミニポート ドライバーの MiniportHaltEx 関数を呼び出す前に、WMI がミニポート ドライバーに WMI 要求を送信しないよう、ミニポート アダプターを WMI から自動的に登録解除します。

NDIS が WMI に登録するミニポート アダプターごとに、NDIS は特定の OID またはステータス指示に対応する GUID を登録します。 NDIS は、ミニポート アダプターの標準 OID とステータス指示のサポートされているセットの GUID を登録します。 これらの標準 GUID について詳しくは、「WMI に登録されている標準ミニポート ドライバー OID」と「WMI に登録されている標準ミニポート ドライバーのステータス」をご覧ください。

NDIS は、カスタム OID と、ステータス指示のカスタム GUID を登録することもできます。 ミニポート ドライバーがカスタム OID をサポートしている場合、関連付けられているカスタム GUID を提供する必要があります。 カスタマイズされた OID とステータス指示について詳しくは、「カスタマイズされた OID とステータス指示」をご覧ください。

接続指向ミニポート ドライバーの場合、NDIS は名前付き仮想接続 (VC) も登録します。 WMI クライアントは、スタンドアロンのコール マネージャー (または接続指向クライアント) が NdisCoAssignInstanceName 関数を使用して名前を付けた VC でのみ機能します。 名前付き VC の NDIS WMI サポートについて詳しくは、「名前付き VC のサポート」をご覧ください。