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スマート カード リーダー ドライバー用の INF ファイルの作成

  • [アーティクル]

このセクションでは、Microsoft Windows 用のスマート カード リーダー ドライバーの INF ファイルに必要なセクションについて説明します。

独自のリーダー ドライバーを提供するベンダーは、それぞれのドライバーを、ドライバーの INF ファイルの INF Version セクションの SmartCardReader セットアップ クラスのメンバーにする必要があります。 ベンダーは、スマートカード サービスを適切に構成するためのセクションも追加する必要があります。 次に例を示します。

[Version]
...
Class=SmartCardReader
ClassGuid={50DD5230-BA8A-11D1-BF5D-0000F805F530}
...

; ============ Add reg for all readers ===============

[Reader.Install.AddReg]
HKLM, Software\Microsoft\Cryptography\Calais\Readers,,,
HKLM, System\CurrentControlSet\Services\SCardSvr,Start,0x00010001,2
HKLM, System\CurrentControlSet\Services\CertPropSvc,Start,0x00010001,2

Note

Windows 7 以降、スマートカード サブシステムがスマートカード サービスを構成するようになっています。 ベンダーが上記の Reader.Install.AddReg レジストリ キーを追加する必要はなくなりました。

独自の UMDF リーダー ドライバーを提供するベンダーには、PnP フィルター ドライバーを UMDF リフレクター上に配置できるようにするためのレジストリ設定が必要です。 具体的には、ドライバー INF ファイル内に次のエントリが必要です。

[Install.NT.Wdf]
UmdfKernelModeClientPolicy=AllowKernelModeClients

スマート カード リーダー ドライバーのインストールに関連する、その他の特別な要件はありません。

Windows でのデバイスのインストールに関する一般的な情報については、「デバイスのインストールの概要」を参照してください。