KSPROPERTY_PIN_DATARANGES
クライアントは、KSPROPERTY_PIN_DATARANGES プロパティを使用して、ピン ファクトリによってインスタンス化されたピンでサポートされるデータ範囲を判断します。
使用方法概要表
取得 | 設定 | 対象 | プロパティ記述子の種類 | プロパティ値の種類 |
---|---|---|---|---|
はい | いいえ | ピン | KSP_PIN | KSMULTIPLE_ITEM 構造体の後に、64 ビットで揃えられた KSDATARANGE 構造体のシーケンスが続きます。 |
備考
このプロパティは、KSP_PIN を使用して指定します。ここで、PinId メンバーは、許容されるデータ範囲を返すピン ファクトリを指定します。
KS フィルターは、ピン ファクトリによってインスタンス化されたピンでサポートされているすべてのデータ範囲を返します。 KS フィルターは、現在の内部状態では報告されたデータ範囲をサポートしていない可能性があります。 現在の内部状態でサポートされているデータ範囲を判断するには、KSPROPERTY_PIN_CONSTRAINEDDATARANGES を使用します。
ストリーム ミニドライバーは、このプロパティを直接処理する必要はありません。このプロパティを処理するのはストリーム クラス ドライバーであり、その際にはストリーム要求ブロックを使用して、詳細情報を照会します。
詳細については、「KS データ形式とデータ範囲」を参照してください。
要件
ヘッダー: ks.h (Ks.hを含む)