ブート構成用のリソース リストの作成

バス ドライバーがデバイスを列挙した後、フレームワークはドライバーの EvtDeviceResourcesQuery コールバック関数を呼び出します。 このコールバック関数は、空のリソース リストを表すリソースリスト オブジェクトへのハンドルを受け取ります。 次にドライバーは、デバイスのブート構成が必要とするハードウェア リソースの種類ごとに、リストに情報を追加するために次の操作を行う必要があります。

1. ドライバー指定の CM_PARTIAL_RESOURCE_DESCRIPTOR 構造体を入力します。これは特定のリソースの有効な値を指定します。

2. WdfCmResourceListAppendDescriptor または WdfCmResourceListInsertDescriptor を呼び出して、CM_PARTIAL_RESOURCE_DESCRIPTOR 構造体の内容をリソース リストに追加します。

ドライバーの EvtDeviceResourcesQuery コールバック関数が戻った後、フレームワークは、PnP マネージャーにリソース リストを渡します。

デバイス インストーラーは、追加のリソース リストを指定できます。 追加のリソース リストの詳細については、「ハードウェア リソース」を参照してください。