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DMA デバイスの電源管理のサポート

[KMDF にのみ適用]

DMA イネーブラー オブジェクトは、DMA デバイスのドライバーがデバイスの動作 (D0) 状態への切り替えおよびデバイスの動作状態からの切り替えを管理するために使用できる任意のイベント コールバック関数のセットを定義します。

DMA デバイスが動作状態に入るたびに、またフレームワークがドライバーの EvtDeviceD0Entry コールバック関数を呼び出した後に、フレームワークは、次の DMA コールバック関数をリストにある順序で呼び出します。

EvtDmaEnablerFill
デバイスの DMA バッファーを割り当てます。

EvtDmaEnablerEnable
デバイスが動作 (D0) 状態に入った後に、デバイスの DMA 機能を有効にします。

EvtDmaEnablerSelfManagedIoStart
DMA デバイスの自己管理 I/O 操作を開始します。

DMA デバイスが動作状態を離れるたびに、またフレームワークがドライバーの EvtDeviceD0Exit コールバック関数を呼び出す前に、フレームワークは、次の DMA コールバック関数をリストにある順序で呼び出します。

EvtDmaEnablerSelfManagedIoStop
DMA デバイスの自己管理 I/O 操作を停止します。

EvtDmaEnablerDisable
デバイスが動作 (D0) 状態を離れる前に、デバイスの DMA 機能を無効にします。

EvtDmaEnablerFlush
デバイスの DMA バッファーを割り当て解除します。

フレームワークがドライバーのコールバック関数を呼び出す順序については、「PnP と電源管理シナリオ」をご参照ください。