Winpeshl.ini リファレンス: WinPE 起動時にアプリを起動する

Windows プレインストール環境 (Windows PE) で Winpeshl.ini ファイルを使用して、既定のコマンド プロンプトをシェル アプリケーションや他のアプリに置き換えます。 たとえば、シェル アプリは、デプロイメント エンジニアが Windows をインストールする方法を選択するための GUI を提供できます。

カスタマイズしたアプリを追加するには、Winpeshl.ini という名前のファイルを作成し、カスタマイズされた Windows PE イメージの %SYSTEMROOT%\System32 に配置します。 詳細については、「WinPE: マウントとカスタマイズ」を参照してください。

[LaunchApp]
AppPath = %SYSTEMDRIVE%\Fabrikam\shell.exe
[LaunchApps]
%SYSTEMDRIVE%\Fabrikam\app1.exe
%SYSTEMDRIVE%\Fabrikam\app2.exe, /s "C:\Program Files\App3"

この Wpeshl.ini ファイルには、[LaunchApp] セクションと [LaunchApps] セクションのいずれかまたは両方が含まれる場合があります。 [LaunchApp] と [LaunchApps] に一覧表示されているアプリは出現順に実行され、前のアプリが終了するまで開始されません。

LaunchApp

AppPath エントリをアプリへのパスに設定します。 完全修飾パスを使用することも、%SYSTEMDRIVE% などの環境変数を含めてパスを記述することもできます。

  

  • [LaunchApp] エントリには、1 つのアプリのみを含められます。

  • 250 文字を超えるコマンドを指定することはできません。

  • LaunchApp でコマンド ライン オプションを指定できません。

LaunchApp

コマンド ライン オプションでアプリを実行するには、[LaunchApps] セクションを使用します。

  

  • LaunchApps では、アプリの実行はサポートされていますが、一般的なスクリプト コマンドはサポートされていません。 コマンドを実行するには、代わりにスタートアップ スクリプト (startnet.cmd) を追加します。 詳細については、「WinPE: マウントとカスタマイズ」を参照してください。

  • 250 文字を超えるコマンドを指定することはできません。

  • コマンドライン オプションをアプリに追加するには、アプリ名の後にカンマ (,) を追加します: %SYSTEMDRIVE%\Fabrikam\app2.exe, <option>

WinPE for Windows 10

WinPE: アプリのデバッグ