サーバー バックアップのカスタマイズ

適用対象: Windows Server 2016 Essentials、Windows Server 2012 R2 Essentials、Windows Server 2012 Essentials

既定でのサーバー バックアップの無効化

サーバー バックアップを既定で無効にすることができます。 このオプションを有効にするには、HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows Server\ServerBackup\ProviderDisabled の値を 1 に設定する必要があります。

このキーを設定すると、サーバー バックアップのユーザー インターフェイスは、ダッシュボードまたはスタート パッドを通じて公開されなくなります。 これにより、サーバー バックアップ用のサード パーティ アプリケーションを利用できます。

ServerBackup\ProviderDisabled? レジストリ キーを追加し、その値を 1 に設定するには

  1. サーバー上で、[スタート] ボタン、[ファイル名を指定して実行] の順にクリックし、[名前] ボックスに「regedit」と入力して、[OK] をクリックします。

  2. ナビゲーション ウィンドウで、[HKEY_LOCAL_MACHINE]、[SOFTWARE]、[Microsoft]、[Windows Server]、[ServerBackup] の順に展開します。

  3. [ServerBackup] を右クリックして、[新規] をクリックし、[DWORD 値] をクリックします。

  4. 名前に「ProviderDisabled」と入力します。

  5. 名前を右クリックして [修正] を選択し、値データに「1」と入力して [OK] をクリックします。

サーバー バックアップの有効化

このドキュメントで前述した説明に従って ProviderDisabled レジストリ キーを作成してサーバー バックアップをオフにしている場合は、サーバー バックアップをオンにできます。

既定のサーバー バックアップを有効にするには、キー HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows Server\ServerBackup\ProviderDisabled を削除し、Windows Server Server Backup Service のサービス開始の種類を変更してサーバーを再起動する必要があります。

ServerBackup\ProviderDisabled? レジストリ キーを削除するには

  1. サーバーで、カーソルを画面の右上隅に移動して、[検索] をクリックします。

  2. 検索ボックスに「regedit」と入力して、[Regedit] アプリケーションをクリックします。

  3. ナビゲーション ウィンドウで、[HKEY_LOCAL_MACHINE]、[SOFTWARE]、[Microsoft]、[Windows Server]、[ServerBackup] の順に展開します。

  4. [ProviderDisabled] を右クリックし、次に [削除] をクリックします。

Windows Server Server Backup Service の開始の種類の変更

  1. サーバーで、カーソルを画面の右上隅に移動して、[検索] をクリックします。

  2. [検索] ボックスに「services.msc」と入力し、[サービス] アプリケーションをクリックします。

  3. サービス ウィンドウで、[Windows Server Server Backup Service] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  4. [全般] タブで、[スタートアップの種類] として [自動] を選択します。

  5. [OK] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じます。

サーバーを再起動します

  1. サーバーで、カーソルを画面の右上隅に移動して、[設定]、[電源]、[再起動] の順にクリックします。