tapicfg makedefault

適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012

ドメインの既定の TAPI アプリケーション ディレクトリ パーティションを設定します。

構文

tapicfg makedefault /directory:<partitionname> [/domain:<domainname>]

パラメーター

パラメーター 説明
makedefault /directory:<partitionname> 必須。 ドメインの既定のパーティションとして設定 TAPI アプリケーション ディレクトリ パーティションの DNS 名を指定します。 この名前は、完全修飾ドメイン名である必要があります。
/ドメイン: <domainname> TAPI アプリケーション ディレクトリ パーティションが既定値として設定されているドメインの DNS 名を指定します。 ドメイン名が指定されていない場合は、ローカル ドメイン名が使用されます。
/? コマンド プロンプトにヘルプを表示します。

解説

  • このコマンド ライン ツールは、ドメインのメンバーである任意のコンピューターで実行できます。

  • 適切なフォントおよび言語のサポートがインストールされている場合、国際または Unicode 文字を含む (TAPI アプリケーション ディレクトリ パーティション、サーバー、およびドメインの名前) などのユーザー指定のテキストが正しく表示のみ。

  • Windows XP または Windows Server 2003 オペレーティング システムを実行している TAPI クライアントは、ILS サーバーまたは TAPI アプリケーション ディレクトリ パーティションのいずれかを照会できますので、ILS が、特定のアプリケーションをサポートするために必要な場合は、組織でインターネット ロケーター サービス (ILS) サーバーを使用することもできます。

  • tapicfg を使用して、サービス接続ポイントを作成または削除できます。 何らかの理由 (たとえば、格納されているドメインの名前を変更する場合)、TAPI アプリケーション ディレクトリ パーティションの名前を変更する場合は、既存のサービス接続ポイントを削除し、発行される TAPI アプリケーション ディレクトリ パーティションの新しい DNS 名を含む新しいものを作成する必要があります。 それ以外の場合、TAPI クライアントを見つけて、TAPI アプリケーション ディレクトリ パーティションにアクセスできません。 (たとえば、特定の TAPI アプリケーション ディレクトリ パーティションに TAPI データを公開するたくはない) 場合は、メンテナンスやセキュリティのためのサービス接続ポイントを削除することもできます。