MultiPoint Services でファイルを保存する

MultiPoint Services では、次の方法でユーザー ファイルの格納がサポートされています:

  • ハード ディスク ドライブのオペレーティング システム パーティション上。 既定では、MultiPoint Services はオペレーティング システムを使用してハード ディスク ドライブにユーザー ファイルを格納します。

  • ハード ディスク ドライブの別のパーティション上。 MultiPoint Services システムが初めて設定されている場合は 、ハード ディスク ドライブをパーティション分割できます。 つまり、ドライブのセクションを構成して、別のドライブである場合と同様に機能することができます。 これにより、ユーザー ファイルに影響を与えることなく、オペレーティング システムの復元やアップグレードが容易になります。 詳細については、「Windows Server Technical Library でパーティションまたは論理ドライブを作成する」を参照してください。

  • 追加の内部または外部ハード ディスク ドライブ上。 データを保存およびバックアップするために、追加の内部または外部ハード ディスク ドライブを MultiPoint Services に接続できます。

  • 共有ネットワーク フォルダー。 任意のステーションからユーザー ファイルを使用するには、ネットワーク上に共有フォルダーを作成します。 これには、MultiPoint Services を実行しているコンピューターに加えて、別のコンピューターまたはサーバーが必要です。 これは、使用可能なファイル サーバーがある場合にファイルを格納するために推奨される方法です。

    ファイル サーバーを使用できない MultiPoint Services を実行している 2 台から 3 台のコンピューターの小規模なシステムでは、MultiPoint Services コンピューターの 1 つをすべての MultiPoint Services コンピューターのファイル サーバーとして機能できます。 その後、ファイル サーバーとして機能する MultiPoint Services 上のすべてのユーザーのユーザー アカウントを作成します。