Direct2D デバッグ レイヤー
目的
Direct2D デバッグ レイヤーは、d2d1debug.dll という名前の独自の DLL で Direct2D とは別に実装され、ランタイム アプリケーションのエラーを最小限に抑えるためのデザイン時デバッグ メッセージを提供します。 デバッグ メッセージは、多くの場合、無効なパラメーター (Direct3D 関連の可能性がある)、無効なリソース、スレッド違反、クリップで十分な場合にレイヤーを使用するなど、その他のパフォーマンスの問題など、API コントラクトの違反によって発生します。
デバッグ レイヤーによってトレースされる情報の量を決定するために、デバッグ レイヤーには、情報、警告、エラーの 3 つのデバッグ レベルが用意されています。 これらの 3 つのレベルは、次のように解釈されます。
エラー: Direct2D は、重大なエラー メッセージをデバッグ レイヤーに送信します。 たとえば、スレッド制約を解除すると、重大なエラーが発生します。
さらに、レベル エラーのメッセージによってブレークポイントがトリガーされ、デバッグに役立ちます。
警告: Direct2D は、エラー メッセージと警告をデバッグ レイヤーに送信して、これらのメッセージのいずれかに対処できるようにします。
情報: Direct2D は、エラー メッセージ、警告、および追加の診断情報をデバッグ レイヤーに送信します。 たとえば、パフォーマンス向上メッセージは、このデバッグ レベルで送信されます。
このセクションの内容
トピック | 説明 |
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Direct2D デバッグ レイヤーのインストール |
Direct2D デバッグ レイヤーをインストールする方法について説明します。 |
Direct2D デバッグ レイヤーの概要 |
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メッセージのデバッグ |
Direct2D デバッグ レイヤーからのデバッグ メッセージを一覧表示します。 |