AVEncVideoOutputFrameRate プロパティ

[このページに関連付けられている機能 DirectShow は、従来の機能です。 MediaPlayer、IMFMediaEngine、Media Foundation のオーディオ/ビデオ キャプチャに置き換わりました。 これらの機能は、Windows 10とWindows 11用に最適化されています。 新しいコードでは、可能であれば、DirectShow ではなく Media Foundation で MediaPlayerIMFMediaEngineAudio/Video Capture を使用することを強くお勧めします。 Microsoft は、レガシ API を使用する既存のコードを、可能であれば新しい API を使用するように書き換えるよう提案しています。]

エンコーダーの出力ストリームのフレーム レートを 1 秒あたりのフレーム数で指定します。

このプロパティは読み取り/書き込み可能です。

データ型

UINT64 (VT_UI8)

プロパティ GUID

CODECAPI_AVEncVideoOutputFrameRate

プロパティ値

このプロパティの値は、フレーム レートを定義する比率です。 上位 32 ビットには分子が含まれており、下位 32 ビットには分母が含まれます。 次の表は、一般的なフレーム レートを 1 秒あたりのフレーム数で示しています。

フレーム レート 比率
23.97 24000/1001
24 24/1
25 25/1
29.97 30000/1001
30 30/1
50 50/1
59.94 60000/1001
60 60/1

解説

アプリケーションでは、このプロパティを設定して出力フレーム レートを指定できます。 エンコーダーは、このプロパティを機能として返すこともできます。 エンコーダーによっては、値が入力フレーム レートに制限される場合があります。 そうでない場合、エンコーダーはフレーム レートを内部的に変換できます。 AVEncVideoOutputFrameRateConversion プロパティを参照してください。

このプロパティは、 H.264 UVC 1.5 カメラ エンコーダーでも使用されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
ヘッダー
Codecapi.h

関連項目

Codec API のプロパティ

ICodecAPI インターフェイス