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Windows Media Center Edition のデコーダー設定

[このページに関連付けられている機能 DirectShow は、従来の機能です。 MediaPlayerIMFMediaEngine、および Media Foundation のオーディオ/ビデオ キャプチャに置き換わりました。 これらの機能は、Windows 10とWindows 11用に最適化されています。 新しいコードでは、可能であれば、DirectShow ではなく Media Foundation で MediaPlayerIMFMediaEngineAudio/Video Capture を使用することを強くお勧めします。 Microsoft は、従来の API を使用する既存のコードを、可能であれば新しい API を使用するように書き直すよう提案しています。]

Windows XP Media Center Edition 2005 以降では 、ICodecAPI インターフェイスを使用して、テレビと DVD 再生用のオーディオ デコーダー フィルターを構成します。 次のプロパティがサポートされています。

プロパティ GUID 説明
CODECAPI_AUDIO_OUTPUT_FORMAT オーディオ出力形式を構成します。 「解説」を参照してください。

 

Remarks

CODECAPI_AUDIO_OUTPUT_FORMAT プロパティの値は、 BSTR 値として格納される GUID の文字列表現です。 次の GUID が定義されています。

GUID 説明
CODECAPI_AUDIO_OUTPUT_FORMAT_PCM_STEREO_MATRIXENCODED ソフトウェア オーディオ フィルターは、ソフトウェアデコードを実行し、2 つのチャネルにエンコードされたマルチチャネル オーディオ マトリックスを使用してステレオ オーディオ ストリームを出力する必要があります。
CODECAPI_AUDIO_OUTPUT_FORMAT_PCM_STEREO ソフトウェア オーディオ フィルターは、ソフトウェアデコードを実行し、ステレオ オーディオ ストリームを出力する必要があります。
CODECAPI_AUDIO_OUTPUT_FORMAT_SPDIF_PCM ソフトウェア オーディオ フィルターは、PC からの物理出力が S/PDIF などのデジタル インターフェイスである場合でも、ソフトウェア オーディオ デコードを実行する必要があります。
CODECAPI_AUDIO_OUTPUT_FORMAT_SPDIF_BITSTREAM ソフトウェア オーディオ フィルターはソフトウェア オーディオデコードを実行しませんが、S/PDIF などのデジタル オーディオ リンクに接続されているデバイスによって外部処理のために生のデジタル オーディオ ビットストリームを渡す必要があります。
CODECAPI_AUDIO_OUTPUT_FORMAT_PCM_HEADPHONES ソフトウェアオーディオフィルタはソフトウェアオーディオデコードを実行する必要があり、ヘッドフォン用に最適化するために独自の処理を適用する必要があります。 この設定のサポートは省略可能です。

 

注意

ICodecAPI インターフェイスは、コーデックのプロパティをキーと値のペアとして格納します。ここで、キーは GUID で、値は VARIANT 型です。

 

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