Share via


重み付けの割り当てのフィルター処理

Windows フィルタリング プラットフォーム (WFP) のすべてのフィルターには、フィルターの調停中に使用される重みが関連付 けられています

基本フィルター エンジン (BFE) で使用されるフィルターの重みは、 FWP_UINT64型です。 呼び出し元には、フィルターを追加するときに 3 つのオプションがあります。

  • 重みを FWP_UINT64に設定します。 BFE では、指定された重量をそのまま使用します。

  • 重みを FWP_EMPTYに設定します。 BFE は、範囲 [0, 2⁶⁰) の重みを自動的に生成します。

  • [0, 15] の範囲内の FWP_UINT8 に重みを設定します。 BFE では、指定された重みを重み付け範囲識別子として使用します。

    BFE は、下位 60 ビット (重みが FWP_EMPTYに設定されているかのように) を自動的に生成し、指定された値を使用して 4 つの高次ビットを設定します。 これにより、呼び出し元は、範囲内で自動重み付けを使用しながら、手動で重み領域を 16 の範囲に分割できます。

Note

2 つ以上の吹き出しが同じサブレイヤーに登録されている場合、同じ重みがフィルターに割り当てられると問題が発生する可能性があります。 この問題は、 FwpmSubLayerAdd0 を使用して吹き出しで独自のサブレイヤーを作成することで回避できます。

 

重み識別子をフィルター処理する