ディレクトリのハンドル

プロセスは、ディレクトリ オブジェクトを作成または開くたびに、 オブジェクトへのハンドルを受け取ります。

既存のディレクトリへのハンドルを取得するには、FILE_FLAG_BACKUP_SEMANTICS フラグを指定して CreateFile 関数を呼び出します。

ディレクトリ ハンドルを次の関数に渡すことができます。

機能 説明
BackupRead セキュリティ情報を含むファイルまたはディレクトリをバックアップします。
BackupSeek BackupRead または BackupWrite 関数を使用して、最初にアクセスされたデータ ストリーム内で転送をシークします。
BackupWrite BackupRead を使用してバックアップされたファイルまたはディレクトリを復元します。
GetFileInformationByHandle 指定したファイルのファイル情報を取得します。
GetFileSize 指定したファイルのサイズをバイト単位で取得します。
GetFileTime ファイルまたはディレクトリが作成され、最後にアクセスされ、最後に変更された日時を取得します。
GetFileType 指定したファイルのファイルの種類を取得します。
ReadDirectoryChangesW 指定したディレクトリ内の変更を説明する情報を取得します。
SetFileTime 指定したファイルまたはディレクトリが作成された日時、最後にアクセスされた日時、または最後に変更された日時を設定します。