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ロケール データのマッピング

NLS には、ロケール 識別子 とロケール の間でロケール データをマップしたり、ニュートラル ロケールを一覧表示したりするためにアプリケーションで使用できる API 関数が多数含まれています。 このトピックでは、Windows Vista 以降および Windows Vista より前のオペレーティング システム ("ダウンレベル システム" と呼ばれることもあります) でのこれらの関数の使用について説明します。

Windows Vista 以降でのロケール データのマップ

NLS には、Windows Vista 以降で実行するために開発したアプリケーションで使用するロケール マッピング関数がいくつか用意されています。 また、アプリケーションがニュートラル ロケールを列挙するために使用できる関数も含まれています。

データ マッピングに標準変換関数を使用する

ロケール名とロケール識別子の間でマップするには、アプリケーションで LocaleNameToLCID 関数を呼び出すことができます。 アプリケーションは LCIDToLocaleName を 使用して、ロケール識別子とロケール名の間でマップします。

ニュートラル ロケールを一覧表示する

Windows 7 以降のニュートラル ロケールを列挙するには、アプリケーションで enumSystemLocalesEx を呼び出し、 dwFlagsLOCALE_NEUTRALDATA に設定します。 また、LCTypeLOCALE_INEUTRAL に設定して GetLocaleInfoEx を使用することもできます。

Windows Vista 以前のオペレーティング システムでのロケール データのマップ

NLS には、Windows Vista より前のオペレーティング システムで実行するために開発したアプリケーションに使用する直接リンク ライブラリ (DLL) が含まれています。 DLL では、データ マッピングの変換関数と一覧表示関数の両方がサポートされています。

注意

Windows Vista 以降でのみ実行されるアプリケーションでは、ダウンレベル マッピングまたはリスト関数を使用しないでください。

 

データ マッピングにダウンレベル変換関数を使用する

ダウンレベル システムを対象とするアプリケーションは 、DownlevelLCIDToLocaleName 関数を呼び出して、ロケール識別子をロケール名に変換できます。 ロケール名をロケール識別子に変換する必要がある場合は、 DownlevelLocaleNameToLCID を呼び出す必要があります。

ダウンレベル リスト関数を使用してニュートラル ロケールを列挙する

アプリケーションで DownlevelGetParentLocaleLCID を呼び出して、ロケールの親のロケール識別子を取得する必要があります。 アプリケーションでロケールの親のロケール名を取得する必要がある場合は、 DownlevelGetParentLocaleName を呼び出す必要があります。

各国語サポートの使用

ロケール識別子

ロケール名