ロケール情報の取得と設定
アプリケーションは、使用可能な ロケールと言語に関する特定の情報を取得して設定できる必要があります。 ロケール情報の各要素 (特定の曜日の名前、小数点区切り記号として使用される文字など) には、対応する定数があります。 使用可能な定数は、 ロケール情報定数で定義されています。
アプリケーションは常に、ロケール情報を null で終わる文字列として格納および操作します。 バイナリ データは使用できません。また、数値はテキストとして指定する必要があります。 各種類の情報には、特定の形式があります。 また、一方の型を変更するともう一方の型の値も変更されるように、複数の型がリンクされます。
ロケール情報を取得するために、アプリケーションは、必要な情報に対応する定数を使用して GetLocaleInfo または GetLocaleInfoEx を呼び出します。 アプリケーションは SetLocaleInfo を呼び出して、ロケール情報の項目を設定できます。
注意
ロケール識別子はサポートされている場合がありますが、対応するロケールもインストールされていない限り、アプリケーションで使用することはできません。
ほとんどのロケール情報定数は相互に排他的であるため、一度に処理できる情報の種類は 1 つだけです。 この規則の例外は 、LOCALE_USE_CP_ACP、 LOCALE_RETURN_NUMBER、 およびLOCALE_NOUSEROVERRIDEであり、バイナリ OR を使用して他の定数と組み合わせることができます。
注意事項
ユーザー設定が無効になっているため、LOCALE_NOUSEROVERRIDEの使用は強くお勧めしません。
Microsoft Active Directory などの多くのアプリケーションと同様に、アプリケーションは並べ替え可能なデータベースでその文字列を保持できます。 詳細については、「 アプリケーションでの並べ替えの処理」を参照してください。
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