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Microsoft インターフェイス定義言語

注意

このトピックでは、RPC および COM インターフェイスの作成に使用される 従来 の MIDL について説明します。 Windows ランタイム (WinRT) 型の作成に使用される MIDL 3.0 については、「Microsoft Interface Definition Language 3.0 reference」を参照してください。

目的

Microsoft インターフェイス定義言語 (MIDL) は、クライアント プログラムとサーバー プログラム間のインターフェイスを定義します。 Microsoft には、プラットフォーム ソフトウェア開発キット (SDK) を備えた MIDL コンパイラが含まれており、開発者はリモート プロシージャ コール (RPC) インターフェイスと COM/DCOM インターフェイスに必要なインターフェイス定義言語 (IDL) ファイルとアプリケーション構成ファイル (ACF) を作成できます。 MIDL では、OLE オートメーション用のタイプ ライブラリの生成もサポートされています。

該当する場合

MIDL は、Windows オペレーティング システムに基づくすべてのクライアント/サーバー アプリケーションで使用できます。 Unix や Apple などのオペレーティング システムを含む異種ネットワーク環境用のクライアントおよびサーバー プログラムを作成するためにも使用できます。 Microsoft は、RPC 相互運用性のために Open Group (旧称 Open Software Foundation) DCE 標準をサポートしています。

対象となる開発者

RPC で MIDL を使用する場合は、C/C++ プログラミングと RPC パラダイムに精通している必要があります。 COM で MIDL を使用する場合は、COM に適用される C++ プログラミングと RPC パラダイムに関する知識が必要です。または、OLE Automation モデルスクリプトとタイプ ライブラリに関する知識が必要です。

実行時の要件

MIDL を使用するための適切なランタイム ライブラリが Windows に含まれています。 MIDL コンパイラと RPC 開発環境のコンポーネントは、Windows SDK のインストール時にインストールされます。 詳細については、「 MIDL コンパイラの使用 」および「 RPC プログラミング環境のインストール」を参照してください。

このセクションの内容

トピック 説明
概要
MIDL と MIDL コンパイラに関する一般的な情報。
MIDL コンパイラの使用
MIDL コンパイルターを使用して RPC スタブを生成する方法に関する情報。
インターフェイス定義とタイプ ライブラリ
RPC 固有のインターフェイス定義とタイプ ライブラリのドキュメント。
MIDL Command-Line リファレンス
MIDL コンパイラコマンド ライン スイッチのドキュメント。
MIDL 言語リファレンス
MIDL コンパイラ言語リファレンス。

リモート プロシージャ コール (RPC)