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カスタム アクションを使用したシステム状態の変更

システム状態を変更することを目的としたカスタム アクションは、遅延実行カスタム アクションである必要があります。 プロパティ、機能の状態、コンポーネントの状態、またはターゲット ディレクトリを設定するカスタム アクション、あるいはシーケンス テーブルに行を挿入してシステム操作をスケジュールするカスタム アクションでは、即時実行を安全に使用できます。 ただし、システムを直接変更する、または別のシステム サービスを呼び出すカスタム アクションは、インストール スクリプトが実行される時点まで遅延する必要があります。 詳細については、「遅延実行カスタム アクション」を参照してください。

システム状態を変更するために即時実行カスタム アクションは使用しないでください。これは、状態を変更するすべてのカスタム アクションに、インストールのロールバック時にシステム状態の変更を元に戻すための対応するロールバック カスタム アクションが必要であるためです。 ロールバック カスタム アクションもすべて遅延カスタム アクションであり、それらのアクションが元に戻すアクションの前に配置する必要があります。 詳細については、ロールバック カスタム アクションに関する記事を参照してください。