Share via


アプリケーションとの通信

通常、プロバイダーはアプリケーションの代わりにデータを提供します。 たとえば、サーバーは、カウンター データを提供するパフォーマンス DLL を作成する場合があります。 アプリケーションとそのプロバイダー間の通信は、ユーザー モードアプリケーションとカーネルモード アプリケーションでは異なります。 プロバイダーはユーザー モードで実行されます。 このため、印刷アプリケーションや表示アプリケーションなどのユーザー モード アプリケーションでは、名前付きパイプ、ファイル マッピング、RPC など、プロセス間通信に任意の手法を使用できます。 ただし、カーネル モード アプリケーションは、パフォーマンス データをプロバイダーに返す IOCTL インターフェイスを提供する必要があります。

警告

IPC メカニズムとして COM を使用しないでください。 システムは、インターフェイスを呼び出すスレッドの COM 初期化状態を保証できません。 したがって、DLL が COM を正常に初期化してデータを収集できない場合があります。