RAS Phone Books

電話帳は、リモート アクセス 接続マネージャーがリモート接続を確立するために必要な情報を収集して指定する標準的な方法を提供します。 電話帳は、エントリ名を電話番号、COM ポート、モデム設定などの情報に関連付けます。 各電話帳エントリには、RAS 接続を確立するために必要な情報が含まれています。

電話帳は、エントリ名と関連情報を含むテキスト ファイルである電話帳ファイルに格納されます。 RAS は、RASPHONE という電話帳ファイルを作成します。PBK。 ユーザーは、[ダイヤルアップ ネットワークのメイン] ダイアログ ボックスを使用して、個人用の電話帳ファイルを作成できます。 RAS API は現在、電話帳ファイルの作成をサポートしていません。 RasDial 関数などの一部の RAS 関数には、電話帳ファイルを指定するパラメーターがあります。 呼び出し元が電話帳ファイルを指定しない場合、この関数は既定の電話帳ファイルを使用します。これは、[ダイヤルアップ ネットワーク] ダイアログ ボックスの [ユーザー設定] プロパティ シートでユーザーが選択したファイルです。

Windows NT 4.0 では、RasPhonebookDlg 関数と RasEntryDlg 関数を使用して、ユーザーが電話帳や電話帳エントリを操作できるようにする組み込みの RAS ユーザー インターフェイスが表示されます。

Windows 95: ダイヤルアップ ネットワークでは、電話帳ファイルではなく、レジストリに電話帳エントリが格納されます。 Windows 95 では、個人用の電話帳ファイルや、組み込みの RAS ダイアログ ボックスを表示する機能はサポートされていません。