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再起動マネージャー

目的

再起動マネージャー API を使用すると、インストールまたは更新の完了に必要なシステムの再起動を行わないか、その回数を減らすことができます。 ソフトウェア更新プログラムがインストールまたは更新中にシステムの再起動を必要とする主な理由は、更新中の一部のファイルが現在実行中のアプリケーションまたはサービスで使用されていることです。 再起動マネージャーを使用すると、 重要なシステム サービス 以外のすべてのサービスをシャットダウンして再起動できます。 これにより、使用中のファイルが解放され、インストール操作を完了できます。

該当する場合

Restart Manager DLL は、標準インストーラーまたはカスタム インストーラーによって読み込むことができるパブリック C インターフェイスをエクスポートします。 インストーラーは、再起動マネージャーを使用して、アプリケーションまたは更新プログラムのインストール中に置き換える必要があるファイルを登録できます。 その後の更新またはインストール中に、インストーラーは再起動マネージャーを使用して、現在使用されているために更新できないファイルを判断できます。 再起動マネージャーは、これらのファイルを現在使用している重要でないサービスまたはアプリケーションをシャットダウンして再起動できます。 インストーラーは、使用中のファイル、プロセス ID (PID)、または Windows サービスの短縮名に基づいて、再起動マネージャーにアプリケーションまたはサービスのシャットダウンと再起動を指示できます。

再起動マネージャーは、デスクトップ スタイルのアプリケーションの開発を目的としています。

対象となる開発者

このドキュメントは、Windows Vista または Windows Server 2008 のインストーラー機能を利用するインストール アプリケーションの開発者を対象としています。 インストールとサービスに Windows インストーラー バージョン 4.0 を使用するアプリケーションでは、再起動マネージャーを使用してシステムの再起動を減らします。 カスタム インストーラーは、Restart Manager API を呼び出して、アプリケーションとサービスをシャットダウンおよび再起動するように設計することもできます。 システムの再起動が避けられない場合、インストーラーは再起動マネージャー API を使用して、ユーザーのワークフローの中断を最小限にとどめるように再起動をスケジュールできます。

実行時の要件

再起動マネージャー API は、Windows Vista および Windows Server 2008 以降で使用できます。 Restart Manager は、アプリケーションが Restart Manager API にアクセスするために読み込むことができる 1 つの DLL で構成されます。

このセクションの内容

トピック 説明
再起動マネージャーについて
再起動マネージャーについて説明する概要トピック。
再起動マネージャーの使用
Restart Manager API の使用に関する概要トピック。
再起動マネージャー リファレンス
Restart Manager API のリファレンス トピック。